フェルメール展  光の天才画家とデルフトの巨匠たち

 2008/09/20(Sat)
 しばらく抱一が続いたので、この辺で話題変わって今日はフェルメールと狩野芳崖を見てきました。で、まずはフェルメールから。

  フェルメール
  (西洋美術館向かいの看板。今回この「手紙を書く婦人と召使い」が一番気に入りました)

 昨日の天気予報では、関東は今日のお昼まで台風による大雨とか言っていたので、それなら少しは客足鈍るかなーと期待していたのですが、朝になったらすっかり晴れてしまいました。(笑) しかし頑張って朝一番で会場へ向かってみると、あのフェルメールにしては予想外に待ち行列は短く、館内も殆どがらがら…昔大阪では土砂降りの中一時間半も待たされたのに、この差は一体…(^^;)
 そんなわけでちょっと拍子抜けしつつも、おかげでお目当てのフェルメール七点もゆっくりじっくり心行くまで堪能できて、大変ラッキーでした。実物に接してみると初期の作風が随分違っていて驚きでしたが、特に「手紙を書く婦人と召使い」や「リュートを調弦する女」のやわらかい光と空気の肌合いまで感じられそうなタッチはまさしくフェルメールならではで、色合いや題材はむしろ渋めなんだけれどいつまで見ていても飽きが来ない不思議な魅力があります。「絵画芸術」が中止になってしまったのは残念でしたけれど、これからも年に1点ずつでいいから来てほしいですね。(←いやそれもかなり欲張りだから)

 それにしても、フェルメールの絵は一見地味そうに見えながら、実は登場する女性たちの服装や宝飾品がなかなか豪華で、一応女性としては見逃せないところです。(笑) 真珠の耳飾や首飾りはもちろん、さりげなく?つけているブローチなども(つくりはシンプルですが)結構お高そうで、王侯貴族の肖像画ほどではないにせよ、当時のオランダの豊かさが何となく想像できる気がしました。レンブラントの絵にも時々そんなものがありましたが、女性の美しさではフェルメールの方に魅力を感じますね。

P.S
 そうそう、忘れてましたが今回、デ・ホーホのコーナーで床を市松模様にしていましたね。ちょっぴり当時の室内の雰囲気が味わえて、粋な演出でした。(逆にフェルメールが数少なかったら、フェルメールでやってくれたのかな?)
 また、フェルメールの全作品を原寸大復元で全部並べていたのも、とても判りやすくて面白かったです。ただ大阪で見た「聖プラクセデス」は今回リストに入ってなかったので、これで今まで見た作品は合計15点になりますが、また違う作品も来てほしいですねー。(特に「デルフトの眺望」、あれは是非一度見たい!)

スポンサーサイト
タグ :
コメント
こんにちは。

来年は「レースを編む女」が
来日しますね。日本にいながら
フェルメール作品観られます。

海外で観るのとまた違った印象受け
これはこれで良いことだと思います。
【2008/09/29 10:27】 | Tak #JalddpaA | [edit]
うわー、来年はあの絵も来てくれるのですね!
現在のフェルメール展ももう一度行きたいですが、
来年が今から楽しみです。
TBもありがとうございました!
【2008/09/30 20:45】 | 飛嶋千尋 #EvGjErPc | [edit]












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://ctobisima.blog101.fc2.com/tb.php/61-ae393b46
  • 「フェルメール展」【弐代目・青い日記帳 】
    東京都美術館で開催中の 「フェルメール展~光の天才画家とデルフトの巨匠たち~」展に行って来ました。 内覧会にお誘い頂いていたにも関わらず海外出張と重なり、参加出来なかった自分は何て運が悪いのだろうと英国で嘆いていた矢先。昨日の記事に書いた信じられ...
【2008/09/29 10:26】
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫