スポンサーサイト

 --/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)
タグ :

みささぎ巡り あおによし奈良佐保・佐紀路編 1

 2009/11/09(Mon)
 11/2(月)は、昼に東京から来る友人と合流して興福寺の阿修羅像展示を見に行く予定だったので、あまり時間はないけれど西大寺から平城宮跡を回ってみることにしました。この辺りは佐紀盾列(さきたたなみ)古墳群と呼ばれる大型古墳が多く、しかも範囲が広いので、今回もレンタサイクルの活躍です。西大寺近くで自転車を借り、まず北上して神功皇后陵と言われる五社神古墳(ごさしこふん)へ向かいました。

  神功皇后陵1
  (神功皇后陵遠景。朝は小雨のぱらつく曇天でした)

 ところでこの神功皇后陵と、その東にある佐紀石塚山古墳(成務天皇陵)は、近鉄線の線路を挟んですぐ近くにあります。なので京都から西大寺へ向かう電車の中から、少しは古墳が見えるかなと思ったのですが、神功皇后陵は線路から目と鼻の先の上、隣接している神社も同じように緑でこんもりしているので、車窓からはどこからどこまでが古墳なのかさっぱり判りませんでした。(笑) しかも後で遙拝所から見ると線路は本当に目の前で、あれじゃなまじ大きな古墳だけに判りにくかったのも無理はないですね。(なお五社神古墳は全長約275m、奈良県下でも屈指の大型前方後円墳です)

  神功皇后陵2
  (神功皇后遙拝所。入り口は畑に囲まれた西側で、人気の少ない静かな場所でした)


 手短に参拝&撮影の後、次の目的地は成務天皇陵こと佐紀石塚山古墳です。しかし踏切を越えたところで、何だかごちゃっと民家のひしめく道の入り組んだ市街地に出てしまい、ガイドブックや道端の地図を見てもどうもよく行き方が判りません。まあとりあえず行ってみるかと、適当に方向を判断して進んでいくと、しばらくして前方左にこんもりした緑の小山と遙拝所が見えてきたのです、が。

 …近くまで行ってみると、それは称徳天皇陵(佐紀高塚古墳)でした。(笑)

  称徳天皇陵
  (称徳天皇陵遠景)

 あれれ、何でこっち出ちゃったの?と地図を見比べると、どうも思ったより南の道路へ出てしまったようです。まあいいか、こちらも来るつもりではあったしとそのままお参りしましたが、ちょうど前日に京都の護王神社(御祭神は和気清麻呂公)で亥の子祭に参列してきた直後だけに、ちょっぴり微妙な気分でした。…何だか間が悪いというか、おかしなタイミングでしたねえ。(そして後日旅行から帰ったその日に、まさしくあの辺の時代のTVドラマをやっていてまた笑ってしまいました)

 ともあれ、一度踏切近くまで戻って、最初迷った道の方へ進んでみることにしました。ところがこれがやたら狭くて急な上り坂の裏通りで、自転車で一気に行くには少々きつい道のりです。2日前の山の辺の道ならともかく、街のど真ん中でいきなりこんな道に出くわすとは予想外でしたが、えっちらおっちら登っていくとやがてこんもり樹の茂った濠の側に出て、それが佐紀石塚山古墳(成務天皇陵)と佐紀陵山古墳(垂仁皇后日葉酢媛陵)でした。

  成務天皇陵・日葉酢媛陵
  (右が成務天皇陵、左が日葉酢媛陵)

 佐紀石塚山古墳は220m、佐紀陵山古墳は210m、やはりどちらも見事な大型の前方後円墳です。特に佐紀陵山古墳の方は昔盗掘事件の際に調査が入っていて、出土品等が確認されている珍しい陵墓だとのこと。…以前にも奈良で一般人がこっそり某古墳に入って写真撮っちゃった事件がありましたが、いっそのことそのくらいしないと調査は無理かもしれませんね。(こらこら)

 それにしても、天理から桜井にかけては田畑の広がる見通しのいいのどかな田舎道でしたが、さすがに奈良市内だけあって古墳の周りもすぐ側までぎっしり住宅街が押し寄せ、また特に目印になるようなものもないため、道がさっぱり判りません。持参のガイドブックもかなり大まかな道しか載っていないし、しばらく思案の末、とにかく東へ向かえば間違いないだろうと結論。幸いこの頃には晴れ間も見え始めてきたので、時刻と太陽の場所を頼りに適当に走っていくと、突然また田んぼが開けた向こうに広い池と、目当てのヒシアゲ古墳(磐之媛陵)が見えてきました。

  磐之媛陵
  (磐之媛陵遠景。全長218m)

 磐之媛っていうと確か、仁徳天皇のやきもち焼きの奥さんだよねというくらいしか知りませんが、これまた大きな古墳です。田んぼの中の一本道はそのまま遙拝所の前をまっすぐ突き抜ける形に走っていて、古墳の反対側の水上池がまた広々として実にいい眺めでした。ちょっと曇っていて写真映りは今ひとつですが、吹き抜ける風が少し汗をかいた顔に気持ちよくて、時間があれば少しゆっくりしていきたかったです。

  水上池
  (水上池のほとり)

 ところでこの日は、巡り歩いた古墳で他の参拝者と遭遇することが妙に多く、しかもその大半が年配のご夫婦らしき人たちでした。皆さんお散歩コースなのかなとも思いましたが、ちらっとお話したりした感じから見て、どうやら「天皇陵巡り」が目的だったようです。そうか、考古学者以外でこういう方面に興味を持つのはこういう人たちなのかと思い、だとすると私は随分珍しい客層?なのかなとちょっとおかしくなりました。まあ私の場合は何も天皇のお墓が目的というわけではなく、特に古墳なら何でも来い(笑)という感じなので、またちょっと傾向が違うようですけれどね。(ちなみにこの旅行の前後に群馬でもちょっと古墳巡りをしたので、その辺についてはまた後日)

 というわけで、佐紀・佐保路の古墳巡りはまだまだ続きますが、以下次号。

スポンサーサイト
タグ :
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://ctobisima.blog101.fc2.com/tb.php/259-786befc1
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。