この秋会える抱一さん

 2009/09/19(Sat)
 先日もばったり東博で遭遇しましたが、この秋久々に会える酒井抱一情報がありましたので、覚書きも兼ねてご紹介します。

 まずこの秋一番の目玉、皇室の名宝展(東博)第1期(10/6-11/3)にて、おなじみ「十二か月花鳥図絵巻」がお目見えします。全12幅を一度に揃って見る機会はなかなかなく、私が前回見たのは確かちょうど10年前、やはり東博のその名も同じ「皇室の名宝展」(御即位十年記念)でした。いくつかある「十二か月花鳥図」シリーズの中でも特に美しい逸品で、10年前も若冲そっちのけでうっとり見とれましたが、今回も多分同じパターンになることでしょう。(苦笑)

 もうひとつ、こちらは会期あとわずかですが大倉集古館にて開催中の「花・華」(8/4-9-27)にて、「五節句図」のうちの一幅「重陽宴」(重要美術品)が出ています。これも全幅揃ってはなかなか見られない作品で、特に画風も琳派ではなく古典的な大和絵とちょっと珍しいので、見た事のない方はぜひどうぞ。

 また秋というよりもう冬になりますが、年末年始にかけて国立能楽堂で京都・細見美術館のコレクションから「琳派に見る能」(12/23-2010/2/21)というお題の特別展も開催されます。能に関連する琳派って一体何が出るのかちょっと予想がつかないのですが、これも抱一が出そうで楽しみです。

 そうそう、細見といえば抱一本人ではありませんが、今日から毎年恒例琳派展XI「鈴木其一」が始まります。今のところ出品目録はサイトに出ていないようですが、細見の其一コレクションは国内有数の大変充実したものですし、これまた滅多にない機会なのでお好きな方はぜひお見逃しなく!

P.S
 なお、これは未確認情報というか多分に私の願望なのですが、サントリー美術館にて次回開催の鏑木清方展に、例の三幅対「抱一上人」(永青文庫蔵)が出るかどうかも気になるところです。この前のシアトル美術館展でも、弟子の鶯蒲が描いた抱一図が出るという嬉しいサプライズがありましたし、ここはぜひとも二度目を期待したいですね。

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