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華麗なる700年王朝

 2009/06/26(Fri)
  
エリザベート (上) 美しき皇妃の伝説 (朝日文庫)エリザベート (上) 美しき皇妃の伝説 (朝日文庫)
(2005/09/15)
ブリギッテ・ハーマン

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 この秋、国立新美術館で開催されるハプスブルク展がそろそろ話題になり始めていますが、中でも注目の的はやはり↑この本の表紙等でもおなじみ、エリザベート皇后(通称シシィ)の肖像画でしょう。ミュージカル等ですっかり日本でも有名になったこの伝説的な美貌の女性は、ヨーロッパでも古今の王族の中で群を抜く人気者の一人だそうで、王族好き(というか系図好き)の千尋にとっても、今度の来日は大変楽しみです。
 ただ、大抵の方とはちょっと違って、私にとってシシィというと、真っ先に思い浮かべるのは実は↓この肖像画なんですね。

  エリザベート皇后

 同じくヴィンターハルター作のこの肖像画、初めて知ったのは「黄昏のウィーン―ハプスブルク王朝の終焉」(須永朝彦、新書館)という本で、その時は小さな白黒写真でしたが、何て美しいんだろうと感動、まさに一目惚れしてしまったのです。その後何とかこれをカラーで見られないものかと願い続けて、ようやくインポートのポスター集で発見、ポスター本体よりもお金かけて綺麗に額に入れてもらったのでした(笑)。数多い肖像画の中でも髪をほどいた姿は珍しく、ちょっと出典は忘れましたが、フランツ・ヨーゼフ皇帝はこの絵を一番素晴らしいと言ってとても気に入っていたそうです。(「ハプスブルク家の女たち (学研グラフィックブックス)」にも小さいですがカラー写真あり)

 ところでハプスブルク家関連の美術展は日本でもちょくちょく開催されてますが、私が憶えているもので過去最も凄かったのは、1992年の「栄光のハプスブルク家展」(東武美術館)だったと思います。この時もマリア・テレジアの少女時代の肖像画(後年のあの姿からは想像もつかない美少女ですが。笑)や、ベラスケスの青いドレスのマルガリータ王女、マリー・アントワネット愛用の机等々、今見てもなかなか豪華な内容でした。しかし今度のハプスブルク展は間違いなくそれを上回る内容になりそうなので、始まる前にしっかり勉強しなおしておかねばなりませんね。

 というわけで、一応私が知る限りの範囲でですが、お勧めの関連本をいくつかご紹介。

  
ハプスブルク家 (講談社現代新書)ハプスブルク家 (講談社現代新書)
(1990/08)
江村 洋

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 そもそも私が系図にのめりこんだ決定的きっかけが実はこの本で、ハプスブルク家700年の華麗で波乱万丈な歴史を初心者にも判りやすく紹介しています。江村先生は日本のハプスブルク家ブームの先駆者とも言える方だそうで、できれば合わせて「ハプスブルク家の女たち (講談社現代新書)」もどうぞ。(なお、もう少しコアなファンのために「中世最後の騎士―皇帝マクシミリアン1世伝」、「カール5世―中世ヨーロッパ最後の栄光」、「マリア・テレジアとその時代」、「フランツ・ヨーゼフ―ハプスブルク「最後」の皇帝」等の伝記もあります)

 また、他に面白かったものとしては、これまたちょっとコアですが菊池良生の「ハプスブルク家の人々」「ハプスブルクをつくった男 (講談社現代新書)」「イカロスの失墜―悲劇のメキシコ皇帝マクシミリアン一世伝」や、塚本哲也の「エリザベート―ハプスブルク家最後の皇女 (文春文庫)」「マリー・ルイーゼ―ナポレオンの皇妃からパルマ公国女王へ」もお勧めです。特に塚本氏のエリザベート(注・シシィの孫娘)の伝記は、彼女の波乱の生涯と激動の20世紀ヨーロッパの歴史を見事に活写した傑作で、ちょっと長くて大変ですが一読の価値ありですので、ハプスブルク家ファンの方はぜひ読んでみてください。

 以上、他にもまだまだ面白い本はたくさんあるのですが、何せ我が家にあるハプスブルク家本だけでも30冊を越えるので、敢えてちょっと昔の本からピックアップしてみました。(というか、最近は日本史にかまけてあまり本買ってないのです…苦笑) よって残念ながら既に品切の本もありますので、興味のある方は図書館で探してみてくださいませ。

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