子どもたちのルーヴル

 2009/05/19(Tue)
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 なかなかタイミングが取れずにいた六本木の「ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち」(2009/03/25-06/01)、ようやく行ってきました。上野に比べると大分空いている感じでしたが、こちらはテーマがしっかり絞り込まれていたおかげか、流れも判りやすく面白かったです。ただしこちらはこちらで気に入った作品のポストカードがあまりなく、内容自体がよかっただけにちょっとがっかりでした。特に「アレクサンドリーヌ=エミリーの胸像」は頭をスカーフのような布で包んだ少女の顔立ちがとてもかわいらしくて、できることなら四方八方から写真に撮りたかったですね。

 さて今回は、子どもをめぐる様々なテーマごとの展示となっていましたが、最後のコーナーで「空想の子ども」ときたのはちょっと意表を突かれました。はて何だろう、神話やキリスト以外なら天使かな?と思ったら見事大正解だったのですが、ここで何ともいや~な予感がしたのです。
 そして案の定というべきか、その不吉な予感もまた見事に的中しまして、待ち受けていたのは私の大好きなブーシェの、唯一苦手とする目つきの悪いちび天使のしかもとびきり大きな大作だったのでした(笑)。いやまあ、今回の絵はそれほど極端ではありませんでしたが、ブーシェの絵は本当に何故か天使だけがやたら目つき悪いんですよ! 女性はあんなにチャーミングに描く人で、一緒にいる鳩だってふわふわの羽根がそりゃあかわいいのに、どうして天使だけはああなんですかー!?と、久々に絵の前で頭を抱える羽目に陥りました。
 まったく、なまじ大好きな画家だけに辛いというか、こればかりはいつ見ても激しく疑問でかつ悩みの種でもあります。これでムリーリョの愛らしい子どもの絵でもあれば大分慰めになったのですが、こっちのルーブルにはムリーリョは来ていなかったのですよねえ…残念(レイノルズの絵はかわいかったのですが、あれはあれで女装の男の子というのが何とも…苦笑)。
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【2009/05/23 21:57】
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