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新春抱一巡り

 2008/02/16(Sat)
新春というには立春も大分過ぎてしまいましたが、本日は畠山美術館・泉屋博古館・そして向島百花園と、酒井抱一関連三本立てで行ってきました。割合小規模なところなのでつい欲張った結果ですが、さすがに一日飛び回って結構疲れました。はー、やれやれ。

まず畠山では、前期の梅・椿に代わって今度は三月の桜に瑠璃鳥です。今にも折れそうに細い桜の枝は抱一お得意の「く」の字型を描いていて、小さな身体を捻って上を見上げる小鳥がまた何とも愛らしいのですよね。抱一の描く鳥はどれも、黒々とつぶらな瞳が本当に可愛くて大好きで、さらに今回は掛け軸の前に椅子が準備されていたのでありがたく真正面に陣取ってゆっくりたっぷり堪能させていただきました。うふふ。
そして今回は何と、どこかの番組と思しき撮影の現場にも行き合わせまして、内心ちょっとどきどきでした。(笑) まさか翌日放送予定のアートシーンではないと思うのですが、あれで抱一も映してくれていたら絶対録画しようと思ったのに…残念。

続く泉屋は、実は数日前になって抱一も出ていることを知り、もうじき会期も終わりとあって慌てて飛んでいきました。(苦笑) ここの「蓬莱山・雪松・竹梅図」は画集などでもあまり憶えのない絵で、加えて松の描き方が何だか見慣れない感じでしたが、積もった雪から松葉の先が覗いている描写が珍しくて面白かったです。そして真ん中の絵の夫婦鶴(?)も、やっぱり抱一の鳥って目が可愛いんですよねえ。

そして最後、向島百花園は今日初めて行きましたが、何と言うか、予想していたよりもこぢんまりと可愛らしい感じの庭園だなという印象でした。さすがに梅もまだあまり咲いていなくて見頃には少々早かったものの、これで春になって一斉に花が咲くとまた随分印象は違っていそうなので、暖かくなったらぜひまた行ってみたいですね。

「百花園の白梅」
向島百花園


追記:
泉屋の掛け軸を見て改めて思ったのですが、酒井抱一の絵って結構「吹き付け」(でよかったんでしたっけ)が目につくのですよね。私などは「スパッタリング」という横文字の方が馴染みですが、琳派でも俵屋宗達や尾形光琳、それに円山応挙などもあまり使っていない効果のような気がするなあ、と時々気になるのです。(逆に伊藤若冲なんかはたっぷり使ってるようですが)
ともあれ、抱一やその弟子の鈴木其一の作例では雪の積もった風景や波しぶきなどの描写でよく見かけますし、昨日の掛け軸も雪松と蓬莱山の二幅にかなりしっかりとこの効果が使われていたのが目を引きました。今まで気になりつつあまり深く追求したことがなかったので、秋の大琳派展ではもっと気をつけてじっくり観察してこようと思います。

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