新羅とローマの意外な関係

 2009/03/12(Thu)
 先日、ちょっとした縁で面白い本に出会いました。

ローマ文化王国‐新羅ローマ文化王国‐新羅
(2001/07)
由水 常雄

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 日本でガラス工芸と言えばこの方を抜きでは語れない、研究者でご自身も工芸作家でいらっしゃる由水氏の力作です。不覚にもつい最近初めてこんな著作が出ていたことを知りましたが、おかげで久々に「事実は小説よりも奇なり」を地で行くスリリングでわくわくするような仮説に出会いました。東アジアの外れに位置する新羅王国が、何故か西の果ての(古代)ローマ帝国と密接な繋がりを持っていたかもしれないなんて、想像するだけでもどきどきしますね。(そして塩野七生氏のおかげで、古代ローマについていくらか知識のついていたことを改めて感謝。笑)

 そうしたらタイミングよくというか、この前出かけた松岡美術館で、明後日14日から始まるというMIHO MUSEUMの特別展「ユーラシアの風 新羅へ」(3月14日~6月7日)のチラシに遭遇しました。しかも出展予定の写真を見て仰天、まさに由水先生の本に登場する新羅の発掘品がぞろぞろ出ているのです。うわー、これはぜひ見たいー!と大興奮、しかし何しろ場所がMIHO MUSEUMでは、(前々から色々面白そうで大変興味はあるのですが)京都行くよりよっぽど面倒なんですけど(^^;)と頭を抱えていたら、その後古代オリエント博物館にも巡回予定(8月1日~9月6日)とありまして、ではそっちへ行こうと即決定しました。あーよかった(^^;)

 ともあれ、どこか正倉院の紺瑠璃杯にも似た青いグラスや、ケルト風の文様で飾られたきらびやかな宝剣など、本の表紙にも掲載されたお宝の実物を日本で拝見できる滅多にないチャンスです。古代史好きには洋の東西問わず必見ですので、関東近辺の皆さまは夏休みの予定に忘れず入れておいてください。(そしてできれば、上記「ローマ文化王国新羅」で事前に予習しておくともっと楽しめます。^^)

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