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菱田春草と江戸琳派

 2009/01/18(Sun)
 今日の新日曜美術館は、菱田春草作「落葉」(六曲一双、永青文庫)がテーマでした。千尋がこの作品を見たのは2004年の琳派展でのことで「え、これも琳派に入るの?」と思ったのを、今回も番組を見ながら懐かしく思い出しましたが、同じく番組中に登場した「黒き猫」を見ていてふと、「…この構図って、何だか抱一や其一っぽいような…?」と感じたのです。当時はむしろ下村観山の「木の間の秋」と抱一の「夏秋草図」の相似性の方が判りやすくて印象深かったのですが、後で図録を引っ張り出してみるとやはり同じような文が解説にありまして、なるほど好みなわけだわとちょっと笑ってしまいました。(なお番組では、「落葉」と俵屋宗理の共通点を指摘していて、これも盲点でした)

 ともあれ、どの作品を見てもどこかしら静謐な気品漂う春草の世界は、日本画の中でも大好きなものの一つです。また下村観山の「木の間の秋」はあまり余白を使わず描き込まれていますが、春草の「落葉」は落葉の下の地面も殆ど余白に近い描写となっていて、例えばワイエスのようなリアリズムを極めた世界ではないけれども、林を吹き抜ける風や積る落ち葉のかすかな音も聞こえてきそうな絵だと改めて感じました。通常は熊本県立美術館寄託ということで、関東ではなかなかお目にかかれませんが、今回番組を見て俄然また会いたくなってしまいましたね。永青文庫もそう頻繁に訪れるところではないのですが、機会があればまた行きたいです。(^^)

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