哀悼

 2012/06/07(Thu)
 6月7日、作家ブラッドベリ氏の訃報にちょっとショックを受けました。何と91歳というご長寿だったそうで、実を言えばまだご存命とすら知らなかったのですが、初めて氏の作品に触れたドラマ『火星年代記』は子供心にも衝撃的なものでした。
 その後随分経ってから改めて原作の小説を読んでみて、特に印象深かったのは最後近くの核戦争後の地球(多分)の話でした。ネタバレになりますが、ラストのリフレイン「2026年8月5日…」、あれはもしかしなくても米国時間での「8月6日」なんですよね。1950年時点で既にこんな作品が、それもアメリカで生まれていたというのがまた衝撃でした。
 それにしても、第1話の1999年はとっくに過ぎてしまったばかりか、気づけば火星年代記のラストの2026年までもうわずか14年です。『火星年代記』執筆当時30代だったブラッドベリにとって、晩年の21世紀はどのような世界に見えていたのでしょうか。

 ともあれ、長い間お疲れ様でした。心よりご冥福をお祈りいたします。

  
火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)
(1976/03/14)
レイ・ブラッドベリ

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