縄文パワー大集合

 2009/12/27(Sun)
 12月20日(日)、東京国立博物館の「土偶展」(2009/12/15-2010/02/21)へ行ってきました。
 全国の土偶が大集合というだけでも滅多にないチャンスですが、何よりも今回は、栄えある北海道の国宝第一号にして我が地元のアイドル(笑)、愛称カックウこと「中空土偶」(参考リンク:縄文遺跡の里)が出ると言うので、これは見過ごすわけにはいきません。実は今まで何度もすれ違いで涙を呑んできたので、今度こそはぜひとも愛しのカックウに会いに行かねば!と、気合満々で駆け付けました。

 さて今回、特別展にしては珍しく本館一階が展示場所で、点数もそう多くなかったためか入場料も800円と大分お安めでした。しかし一歩入ると薄暗い会場内は右を見ても左を見てもひたすら土偶、土偶、土偶…いやー、8月に群馬県立歴史博物館で見た埴輪展もなかなか壮観でしたが、あんなにたくさんの土偶を一度に見たのは初めてです。また土偶は子どもにも判りやすいからでしょうか、親子連れのお客もかなり多く、皆さんとても楽しそうに個性豊かな土偶たちを見ていました。

 それにしても、今まで土偶についてはあまりじっくり興味を持って見たり本を読んだりしたことはなかったのですが、地域や時代によって実に様々でしかも今見ても前衛的というかなかなかのセンスを感じさせるものばかりで、少しも見飽きることがありませんでした。一方でハートの顔の土偶や遮光器土偶などは教科書などでもお馴染みですから、うわー本物だー!と何だか昔馴染みに会ったような気分で、また違う感激があります。まったく予備知識なしに実物に接して感動する経験も決して少なくないですが、価値を知らずにさらっと見過ごして後悔するという前科も嫌というほどあるだけに、もうちょっと予習してから見に行けばよかったかなとも思いました。特に今は古墳に夢中なので(笑)、どうせ古代についてお勉強するならやはり縄文からきっちり学び直すべきかもしれません…うーむ。

 ともあれ、今回は国宝土偶三点が初の勢揃いということで、縄文のビーナス、合掌土偶、そして中空土偶はさすがに特別扱いで注目を集めていました。中でもカックウこと中空土偶は、今まで見つかった中でも特に大きいものだということは知っていたのですが、ああして他の土偶と共に展示されているのを見るとそれがよく判って面白かったです。大体土偶というのは出っ尻だったり宇宙人のようだったりとデフォルメされた姿が多いものですが、カックウは何故か割合普通の人間に近いプロポーションで、派手さや奇怪な感じがない代わりにとてもスマートでしたし、全身に刻まれた文様もとても細かで美しかったですね。(←やや地元民の贔屓目あり。笑)

 ところで、最後にグッズ売り場でおやっと驚いたのが、階段脇にずらっと並んだミニチュア古墳のガシャポンです。(笑) いや実は、先月の茨城県立歴史館でも同じものを見たばかりで、火炎式土器かお馬さんの埴輪が欲しいと思って挑戦したのですが、その時はあまり好みのものが出なかったのですよ。で、やっぱりちょっと悔しかったのでリベンジしてみたら、今回はなかなか当たりで全10種類中7個までゲットできました。(^^) でもあと武人埴輪とハート型土偶がまだ揃ってないので、次回再チャレンジしてみようと思います。


  土偶と埴輪の大集合
  (土偶と埴輪の大集合。踊る埴輪の内、左の女性埴輪はシークレット(笑))

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